[老猫が吐く・食べるのに痩せる]時は甲状腺機能亢進症を疑ってみて

10才以上の猫ちゃんで、最近吐く回数が増えた、ご飯をたべているのに痩せてきた、でもやたら元気だけはある。

こんな症状に思い当たる事はありませんか?もしそうであれば、この病気を疑った方が良いかもしれません。

その病気とは、

「甲状腺機能亢進症と言います。

この病気はあまりメジャーではないですが、老猫に多い病気なのだそうです。

元気があって食欲もある。こういう場合はなかなか病気に気づきにくいですが、もしこの病気に気づかずに症状が進行してしまうと、寿命を縮めてしまうという悲しい結果になってしまううことも・・・・

でも大丈夫です!早めに気づいて適切な治療を行えば、症状を改善しちゃんと寿命を全うすることが出来ます!

きざくらの愛猫のスミノフも、この甲状腺機能亢進症にかかっています。でも初めはなんの病気か分からなかったんです。

ネットでいろいろ調べてみて、もしかしてと思い検査したところこの病気が発覚しました。

ブログで情報を提供してくださっている方々には、ほんとうに感謝しています。

今回少しでも情報は多い方が良いと思い、「猫の甲状腺機能亢進症」についてシンプルにまとめてみました。

もしこの記事を読んで、愛猫さんに思い当たる症状があれば、ぜひ一度検査をしてみてくださいね🐱

猫の甲状腺機能亢進症とは

この病気は喉仏のあたりにある甲状腺で甲状腺ホルモンを作りすぎてしまう事によって起こります。

甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にする作用がある為、過剰に分泌されると猫の身体が異常に活発化した状態になり、心臓に負担がかかったり内臓に大きな問題が発生したりします。

この病気の怖いところは、何もしてないのにエネルギーを大きく消費してしまったり、心臓に負担がかかる事です。

分かりやすく言うと、全細胞が常に消耗しているような状態になっているようなものです。

このため甲状腺機能亢進症は「燃え尽きたように死んでしまう病気」と言われているんです。

見た目で分からなくても体全体に負担がかかっている・・・・

猫は人間の言葉を話せないので分かりませんが、きっと身体はしんどい状態で辛いのではないでしょうか・・・・

この病気を見つけてあげられるのは飼い主だけです。日頃から愛猫の状態の変化に気をつけて、一日でも早く病気に気づいてあげましょう。

甲状腺機能亢進症はどんな症状がでるの?

😿食欲が増える

😿食べているのに痩せる

😿やたら元気になる

😿吐く回数が増える

😿毛がボサボサになる

😿多飲多尿になる

😿下痢をする

😿瞳孔が広がる

 
このような症状が見られたら甲状腺機能亢進症を疑ってみて下さい。
 
 
 
🐱うちのスミノフがどんな様子だったか

スミノフは2019年1月現在で14才です(あと3か月ほどで15才)

2017年の冬あたりから食べてからすぐ吐くという症状が出始めました。エサを変えてみたりしましたが症状は改善しませんでした。

年明けの2018年の1月に通常の血液検査をしてみたところ異常がみられなかった為安心していました。でもご飯を食べているのに痩せてきてしまったので心配になりネットでいろいろ調べた結果、甲状腺機能亢進症ではないかと思い4月に甲状腺ホルモンの血液検査をしてみました。

病院での血液検査の結果では甲状腺の数値は大丈夫だという事でしたが、吐き気も治まらないので違う病院に再度検査をしにいったんです。

そうしたら、そちらの病院では甲状腺の数値が少し高いのでできれば治療をした方が良いとのことでした。

そのときにレントゲンやエコーも撮りその結果、悪性腫瘍の可能性があることも判明しました😢

その時の様子はこちらにも書いてあります。

悪性腫瘍の可能性が高いと言われた愛猫のために試してきたサプリメントと、一番効果を感じたスーパーオリマックスの紹介しています。

実は2件目の病院の先生に1件目で受けた血液検査の数値を伝えたところ、「その値だと治療が必要なんですけどねぇ」と言われました。

病院の先生も色々いらっしゃいますので、少し疑問に思ったり合わないかなと感じたら、思い切って違う病院に行ってみるのも必要かなと思います。

スミノフの当時気になった症状をまとめると

💙食べてからすぐ吐く

💙食べるのに痩せる

💙興奮して壁を駆け上る

💙毛がボサボサしてきた

💙あまり寝ない

などです。

毛がボサボサしてきた等は老化現象かなと思ってしまいますけど、吐く、痩せる、興奮するなんかは、まんま甲状腺機能亢進症の症状ですね。

知識があればすぐに気がつけた症状なので、日頃からもっと情報収集しておけば良かったと反省しました⤵

甲状腺機能亢進症の検査方法は?

甲状腺機能亢進症は通常の血液検査ではわかりません。疑いがある場合は動物病院で気になる症状を伝えて、甲状腺ホルモンの血液検査をお願いしましょう。

値段は通常の血液検査よりちょっと高めです。また病院によっても値段は若干違ってくると思います。

きざくらが利用している動物病院での検査料を参考に載せておきます。(今まで5件ほど動物病院に行きましたが、今現在通っている病院は正直ちょっと高めかなと感じています😅)

なのでもう少し安く検査ができる動物病院もあると思うので、最初に電話で聞いてみるのも良いかなと思います。

検査料は、

採血料 1600円

甲状腺ホルモン検査 6500円

でした。検査だけで合計で8100円はちょっと痛いですね💦💦

甲状腺ホルモンの検査では、赤線の引いてあるT4の値を見ます。この値が参考値の上限より高ければ治療が必要ということになります。

スミノフは甲状腺の薬を飲み始めて2週間目の検査で甲状腺ホルモンの値は参考値内に入りました。その後の検査でもちょうど良い値をキープしています。

甲状腺機能亢進症の治療方法は?

治療の方法は主に3種類あります。

投薬治療

メチマゾール(メルカゾール)という薬を投与して甲状腺ホルモンの合成を抑制する事ができます。ただし薬は一生涯飲み続けなければなりません。

初めて投与してから2週間程度で一度血液検査をして薬の量を調節します。その後症状が落ち着いてきたら、検査の感覚は長くしていく事ができます💉

1番一般的な治療法ですが、薬なので副作用があります💊

嘔吐、下痢、食徳不振などの症状が出る場合がありますので、その場合は先生に相談してみましょう。

薬代は飲む薬の量によって変わってきますが、スミノフの場合は月に5000円程度です。

外科手術

外科手術により甲状腺を切除する事ができます。メリットとしては甲状腺機能亢進症を根本から治療できる事があげられます。

ただ高齢の猫ちゃんですと手術による負担が心配ですので、投薬治療を選択する場合が多いようです。

食事療法

猫の甲状腺機能亢進症は、専用のフードによる食事療法だけでも治療することが出来ます。

なんと2012年にヒルズから猫の甲状腺機能亢進症に対応したフードが販売されたんです!

これは世界で初めての事なんだそうですよ!ヒルズさん頑張ってくれましたね!🙌✨✨

この専用のフードに変えるだけで、約3週間で効果が表れると言われています。

ですがこのフードでの食事療法では、このフード以外いっさい他の食事をあげてはいけないそうです。

食事だけで甲状腺ホルモンのコントロールが出来るわけですが、おやつやネコ用ミルクなどもいっさい与えてはいけないので注意が必要です。

メリットとして薬を飲まなくてもよい事があげられますが、おやつがあげられない、また多頭飼いの場合他の子とフードを分けなければいけない等デメリットもあります。

デメリットはありますが、食事だけで甲状腺ホルモンのコントロールができるのはかなり魅力的だと言えます。

食べ物の好き嫌いが無い、一頭飼いの猫ちゃんで甲状腺機能亢進症にかかっているのであれば、迷わず選択したいフードですね。

そして、その甲状腺機能亢進症の専用フードというのがこちらです。

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット 甲状腺ケア y/d 

ヒルズ プリスクリプションダイエット 療法食Y/D

[甲状腺ケア y/d]の特徴

甲状腺ホルモンの生成に関係があると言われているヨウ素の量が非常に低く作られています。

これは、ヨウ素は猫にとって必要な栄養素ですが、甲状腺機能亢進症の猫には摂取量を制限する事が必要なためです。

また甲状腺機能亢進症にかかった猫ちゃんは腎臓病にかかることが多いため、リンを制限して低ナトリウムに調整されています

注意点として、このフードはアマゾンなどの通販で買うことが出来ますが、与える際は獣医師との相談の上与える事が必要になります。

🐱スミノフの場合

実は甲状腺の検査をしてみる前に、せっかちなきざくらはこのフードを買って与えてみた事があります。

その時の食いつきは良かったのですが、その後何度か体調を崩し、内臓の問題もある為かドライフードを一時的に一切食べてくれなくなってしまいました。

その後いろいろなサプリを試して、スーパーオリマックスを与えるようになってから大きく体調を崩すことも無くなり、またドライフードを食べてくれるようになったのですが、このサプリを与える際にこのままだと食べてくれないんです。

なので水で一回ふやかしてからチュールや健康缶などのペースト状の食べ物にまぜて与えています。

スーパーオリマックスは続けていきたいので、そうすると専用フード以外にチュール的な食べ物を与える事になる。またうちは多頭飼いでもあるため他の子の食事を食べてしまう可能性もある、という事で投薬治療をする事に決定しました。

y/dの口コミを見ると、このフードでの甲状腺ホルモンののコントロールがうまくいっているケースがけっこうあるので、ちょっと羨ましいなって思います。

甲状腺機能亢進症の原因は?

考えられる原因はいろいろありますが、主に猫が摂取する化学物資や食べ物が影響を与えているようです。

プラスチックに含まれる成分 

プラスチック製品に含まれている成分でビスフェノールAという物質があるのですが、猫が子の成分を摂取すると、甲状腺ホルモンと同じような働きをすると言われています。

PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)という化学物質は、建材、繊維、プラスチックなどに使われるている物質なのですが、猫の体内で甲状腺ホルモンのT4と結合してしまうのだそうです。

そうすると何が起こるのかと言うと、猫の甲状腺ホルモンが少なくなり、少なくなったために甲状腺がホルモンをたくさん作ろうとして、その結果甲状腺ホルモンが過剰に形成されてしまうのです。

1990年以前の建物にはこの物質が含まれていて、ホコリなどと一緒に猫が吸い込んでしまうそうです。

これから家を建てる場合は心配ないですが、もし住んでいる家が古いようであれば、こまめに換気や掃除をしてホコリがあまり立たないようにしてあげたいですね。

猫缶が甲状腺機能亢進症を引き起こす?

先ほど出てきたPBDEという化学物質ですが、実は缶詰の缶にその成分が含まれているんだそうです。

フードに直接添加しているわけではないけれど、感から滲み出した成分がフードに移りこんでそまうんですね。

またこんな調査結果もでています。魚風味、または内臓風味の缶詰を好む猫ちゃんに甲状腺機能亢進症の発症が増加していると。

もうなんだかフード選びもどうしていいか分からなくなってしまいますよね💦

一番は手作り食なんでしょうけれど現実問題難しいですし、やはりプレミアムフードの中から原材料をよくチェックしてから選ぶというのがが正解なのかなと思います。

化学物質やフードの問題のほかに、猫砂が原因とか遺伝が関係あるとか考えらえる要因はたくさんあるんです。ただ猫砂を使わないわけにはいかないし、遺伝はどうしようもない・・・・

私たち飼い主のできる事は、こまめな換気とお掃除・良質なフードを選ぶ事。そして一番大切なのは愛猫の状態をよく見て、異常があった時に早めに気づいてあげられる事ではないかなと思います。

まとめ

初めて猫の甲状腺機能亢進症が診断されたのは1979年で、その後甲状腺機能亢進症の猫ちゃんは年々増えています。

これは、この病気にかかる猫が増えたというより、飼い猫の寿命が延びた事や、通院する猫ちゃんの増加により発見数が増えた、という事じゃないかなって思います。

これってある意味喜ばしいことですよね!

医療も発達してきて動物病院も増えた、そしてこまめに愛猫の健康に気を使ってチェックしている。だからこそ病気が発見できたって事です。

そして幸いにもこの病気は早期発見すれば、治療をする事により寿命を全うする事ができます!(もちろんこの病気が誘発する腎臓病などの病気にも気をつけなければいけませんが)

でも経済的な理由で治療が難しい・・・・こんな風に感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

きざくらもその気持ちがすごくわかります。なぜならスミノフの病気が発覚した当時、ちょうど仕事を失ってお金がなかったんです。

動物病院って保険が効かないからめっちゃ高いじゃないですか💦💦

当時スミノフが体調を大きく崩してしまい、毎日動物病院に点滴をしに通ったり何度も検査したり・・・・あっという間に貯金も無くなってしまったんですよね。

そして悪性腫瘍の治療の方を優先したため、実は甲状腺の薬を飲み始めたのが少し遅れてしまったんです・・・・

もともと甲状腺の数値もそんなに高いわけではなかったんですが、先生からは治療をした方がいいとずっと言われていました。

そして発見から数か月後に薬を飲み始めたわけですが、投薬を始めてから甲状腺機能亢進症のせいであまり寝る事がなく、いつも起きてうろうろしていたスミさんがゆったりくつろいだり寝ている姿が見られるようになったんです!✨✨

治療を開始した時も仕事を始めたばかりで経済的に苦しかったですが、治療を始めて良かったと思っています。


読んでいただいてありがとうございます。この情報がお役に立てばとても嬉しいです😊

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