なぜか心に響いて泣けてくる言葉ってありますよね。
このあいだ「心が温まる2ちゃんのコピペ」みたいなのを読んでいたんですけど、まあいい話が満載でして、涙もろいきざくらはウルウルしながら読んでいたんですね。
その中で一番心に残ったコピペが、ある女性が「人生を自ら終わらそうとしたけど失敗して、病院から退院する時」のお話でした。
なんでその話が一番心に残ったかって言うと、自分も「人生を自ら終わらそうとした」事があるからなんです。
そして同じように失敗して今生きているからこそ、そのお話に心を動かされたり、こうやってブログを書いたりする事が出来ているわけです。
あの時この世界から消える事に失敗した、そしてまだここに存在している。
あの後も、何度も「生きるのが辛い」と思った事があります。
でもそれと同時に、何度も「生きてて良かった」とも思いました。
今日きざくらが伝えたい事は、絶望感に打ちのめされて本当に辛かった。ただ息をしている事でさえしんどかった。自分が存在しているという事を認識するだけで、いたたまれなくなっていた。
この世から消えてしまいたかった・・・・消えなければいけないと思っていた・・・・
そんな風に苦しんでいたのに、今では心の底から「消えちゃわなくて良かった!」って思っている人間がいるっていう事です。
生きるのが苦しくてしょうがない、生きる希望が持てない・・・・
今そんな風に感じているのであれば、このコピペで少し生きる勇気が持てるかも知れません。
心に残る2ちゃんのコピペ
恥ずかしながら、自殺を図って失敗
病院を退院する時「悩みから解放されて眠っているあなたは、とても綺麗で
あのまま眠らせておいてあげたかったけど。ボクは医者だからね」とお爺ちゃん先生だったけど、綺麗なんて言われた事がないので嬉しかった
その後、私を真っ直ぐに見て「生きなさい」
と言ってくれた。もう何年も前の事だけど、辛くなったら思い出す
これは2ちゃんねるからのコピペですが、こういう生の言葉は胸にジンときますね。
やっぱり自分の人生と重ね合わせたりするからなんでしょうね。
こういう話を読むと、いろんな想像が頭をめぐります。
ああ、この人はまだ生きている、辛いこともあるけどあのお爺ちゃん先生の言葉を胸に刻んで生きている。
寿命で考えたらこのお爺ちゃん先生のほうが早く亡くなるけど、「生きなさい」の言葉はその後も何年も生き続けるんだな。
これを書き込んだ女性だけじゃなくて、このコピペを読んで共感した何人もの人達の中で生き続けるんだな。
私の中でも、生き続けるんだな・・・・って思います。
とりあえず生きて!
「自分を消そうとした」経験者として、今生きるのが辛いって思っている人へのメッセージなんですけど。
もし消えたい願望が襲ってきても、踏ん張ってほしい。突発的にその気持ちが襲ってきて「えい!消えてしまえ!」って思ってもとりあえずその場は踏みとどまって欲しいんです。
きざくらの場合も突発的でした。今振り返ると、あの突発的な感情のせいで今自分が存在していなかったかもしれないんです。
あの後いろんな経験をして、生きてて良かったって思う事がいくつもあった。
あの時消えてしまっていたら、その後なんにも経験する事が出来なかったんだ、生きてて良かったって感じた経験もする事が出来なかったんだ・・・・
そう思うと、何て事をしてしまったんだろうって・・・・もしあの時成功してしまっていたら・・・・今でも恐ろしくなるんです。
自分には絶対に「生きてて良かった」なんて思う日は来ないって思ってる人もいると思うんですけど・・・・
そういう風に思ってたけど、「生きてて良かった」って今思ってる人間が最低一人は存在しているって事を知って欲しいなって思います。
最後に
一人の女性に向けて、お爺ちゃん先生は「生きなさい」って言ったけど、その言葉は全ての人達に向けた言葉でもあるんだろうなって思います。
お爺ちゃん先生が生きている間に、「生きなさい」と誰かに言ったのは一回きりかも知れません。
でもこの言葉は全ての人に向けられた言葉、その証拠にインターネット上でたくさんの人がこの言葉を読んでいる。
必要な人に、必要な時にこの言葉は目に留まるんじゃないかなって思います。